過眠症について

日中、仕事中であっても授業中であっても眠くて眠くて仕方がないという経験は誰にでもあることですね。
ああ、5分でいいから眠れたらスッキリするのに・・・。
眠たさと必死に闘うよりもちょっと昼寝ができたらどんなにいいことでしょう。
ところで、その眠気が病気の可能性があるということをご存知ですか。
夜きちんと睡眠時間をとっているのに、昼間に異常に強い眠気に襲われたり、毎日毎日、このような状態が続くようならば、それはもう、緊張感がないとか、気分がたるんでるとか言うことではなく、病気かもしれないのです。

睡眠障害の一つに、ナルコレプシー(過眠症)という病気があります。
ナルコレプシーの大きな特徴は、突然襲ってくる強烈な眠気です。
昼間、大切な試験の最中であっても、緊張している会議の途中であっても、眠くなってしまうならば一度医療機関に相談した方がいいかもしれません。

ナルコレプシーの副症状に、情動脱力発作と呼ばれるものがあります。
これは突然倒れるように眠ってしまう症状です。
何か面白いことがあっておなかを抱えて笑ったとき、または腹の立つ出来事があって怒りが込み上げてきたとき、突然倒れてしまうのです。
このように感情が大きく動いたときに倒れてしまう場合や、耐えがたい眠気が数カ月にわたって続くなどの症状があるならば、過眠症の可能性が疑われます。

ナルコレプシーになる原因は、遺伝的な問題と、ストレスなどの環境因子が重なることで起こると考えられています。
しかし現在のところ、はっきりとした原因は分かっていないのです。
手術や事故などで頭部に外傷を受けたり、長い間睡眠不足が続くなどの大きなストレスが体にかかった後など、発症することもあるのです。

ナルコレプシーの対処方法としては、夜間に十分に睡眠をとることだそうです。
それでも日中強い眠気が襲ってくることがあるときは、内科や神経内科や精神科あるいは睡眠外来を受診して診察を受けるとよいでしょう。